効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

リチウムイオン電池の性能向上

米国のブルックヘブン国立研究所が発表したものだが、同研究所がリチウムイオンデントの素材の組み合わせを研究した結果、この電池の充電、放電特性を大きく改善し、耐久性も大幅に高める可能性のある方式を見つけたそうだ。リチウムイオンの凝縮が進むことが性能と耐久性を悪くすると考えられていたが、実験で、この凝縮を逆方向に向かわせることができる方式が開発できるかも知れないという。この発見が商品化されると、スマートホンを毎日充電する必要もなくなるし、充電速度も早く、寿命も大幅に伸びるということだ。この詳細は自分の理解を超えるものだが、リチウムイオン電池の性能が大幅に向上し、ということは、電気自動車の一回充電による走行距離が大幅に伸び、しかも取り替えする時期が延びることになるらしい。そうなると、資源制約もリサイクルによってかなり解消できるために、コストも下がるし、資源の制約で生産量が抑制されることもなくなる可能性がある。まだまだ技術開発の余地が残されていると言うことだ。