効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラ、新モデル量産目標3カ月先送り

昨日に続いて電気自動車のことだが、電気自動車の新モデルを発表し、予約が殺到しているといわれているテスラが、新モデル量産目標を3カ月先送りしたらしい。車体の生産に問題があったのかと思ったら、そうではなく、蓄電池の組み立て工程で効率が上がっていないという。出荷が遅れるほど解約リスクも高まるが、テスラは「モデル3の予約数は増え続けている」としている。この蓄電池製造工場はパナソニックとの合弁事業の筈だが、どこで躓いたのだろうか。その一方で、家庭用の定置タイプの蓄電池の製造は順調に進展しているとのことだ。電気自動車用と定置用の蓄電池には、何か大きな違いがあるのだろうか。遅れの発表と同時に、大型ハリケーンの被害で電力インフラが機能不全に陥っているプエルトリコに、太陽光パネルや蓄電池の出荷を始めたことも公表している。これが無償かどうかは分からないが、支援事業であることは確かなようだ。プエルトリコはまだ電力供給が回復していない地域が多く残されているらしい。テスラのCEOであるイーロン・マスク燃料電池自動車の実現性には大きな疑問を呈していたが、本命だと彼が主張する電気自動車の野心的な計画にケチがついたようだ。