効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

おむつの下水道処理

国土交通省が、生ゴミを砕いて排水管に流す「ディスポーザー」を応用して、高齢者や赤ちゃんが使った紙おむつを下水道に流せるシステムを構築するための研究に乗り出す方針を固めたと報じられている。まだ幼い孫が家に来たときにもおむつの処理には頭が痛い。また、自分たち高齢者もいつおむつの世話になるかも知れない。これをディスポーザーで下水道に流すことができれば有り難い話だが、下水道の輸送能力や浄化設備の能力がそれに対応できるかが課題だろう。もし対応できるとすれば、生ゴミも含めて処理し、メタン発酵も組み合わせて発電することができれば、ゴミ問題の性格も大きく変化することになる。研究すると言うことだから実用化には時間がかかるのだろうが、その方向に進むとすれば、ディスポーザーの能力、おむつの素材などメーカー段階で対応すべきことが多いだろうと予想される。しかし、社会的に見て意義のある研究だから、具体化に向けた有効策を打ち出してほしいものだ。