効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

トランプ米大統領の海底掘削規制緩和

オバマ前大統領が、2010年に起きたメキシコ湾で起きた海底油田からの大量のリークで大変な海洋汚染がおきたこともあって、米国領海内での海底掘削に厳しい規制をかけていたのを、トランプ大統領は、米国が石油の海外依存を減らし、石油産業を拡充するためとして大幅に掘削の規制を緩和しようとする大統領令を出した。環境保護団体などは、新たな海洋汚染を招くとして反対している。オバマ時代に出された規制を全て調べて、新たな掘削許可を出せるように調査させようとしているのだが、それで雇用が増大するとは思えない。石油・天然ガス業界に事業を拡大させようとしているものだと考えられる。オバマ時代の規制では、米国領海内での海底の94%が掘削禁止になっているのをどこまで緩和するのかに注目が集まっている。ただ、規制を緩和する根拠を示す必要があるために、かなりの時間がかかりそうだとされている。