今日報じられたことだが、ソフトバンク・エナジーが北海道に大規模蓄電池を併設したメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する。メガソーラーの発電出力は約6万5千キロワットで、蓄電池の容量は約1万7500キロワット時の見通し。固定価格買い取り制度を使って売電する。総投資額は200億円規模とみられ、2020年度に稼働予定だという。北海道電力の系統には、太陽光発電を連系できる容量に限度があり、今回の発電規模であれば、ピーク時に発電された電力を一時蓄電池に吸収できるようにしないと設置は認められなかっただろう。太陽光発電の固定買取価格はどんどん下がってきているのだが、これだけの規模の蓄電池を設置することができるということは、設置しても収益を上げることができるほど蓄電池価格が下がってきたからだろう。これが先例となって、北海道だけでなく、九州などにもこのようなシステムが普及するのではないかと思う。