効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

二連装バス

奈良交通が運転台の着いた車の後にもう一台運転台無しの客車を繋いだ連接のバスを走らせる実証試験をしているということだ。実物の画像を見ると、後ろの車は車軸が一つで、前の車に一本の連結軸で結ばれているらしい。だから、前の車の軌跡をかなり忠実に辿ることになるから、多少の曲がりは問題ないだろう。全部で120人乗り。車両の間の移動もできるようになっている。通勤時のように、一時的に乗客が多く、かつ輸送距離が短い路線に使えるのだろう。紹介のテレビニュースでは、学研都市の通勤時間帯に11キロの距離で使うとあったが、将来他のところでも、乗客が急増する時間帯や季節に走らせることも想定しているだろう。かなり長い車両となるから運転手の慣れも必要だろうが、このようなバスに通常とは異なる安全規制はあるのだろうか。他の実証事例があるようだから、格別の規制はないのかもしれない。だとすると、高速道路のトラック輸送にも応用できるかも知れない。