効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

英国、2040年迄に石油燃料車禁止

英国政府が2040年迄に、石油を燃料とするガソリン車などの販売を禁止する方針を出し、ハイブリッド車も規制の対象にするようだ。報道によれば、ハイブリッド車は、少なくとも約80キロの距離を電力のみで走れる自動車に限り販売と認めるということで、トヨタのハイブリッドは電力のみでは5−60キロほどしか走れないので売れなくなる可能性がある。ディーゼル車の廃止から始まった大気汚染防止策がガソリン車にまで及ぶことになる。だが、もし、石油代替のバイオガソリンなどが市場性を持つようになるとするとどうだろうか。ディーゼルの場合には排出される粒子による汚染があるが、ガソリン車の場合には大気汚染の原因には殆どならないのだから、大気汚染防止ということからすると認められて然るべきではないか。バイオ燃料だから地球温暖化については受容できるはず。だが、長期的に見れば電気自動車が市場を圧倒するだろう。とすると充電が課題となる。ここで電気自動車への充電が、どうして標準化されたバッテリーの交換によって行われないのかと再度思っている。いまリチウムイオン電池が標準だが、これが他のものに変わる可能性はあるとしても、充電時間は劣化の関係であまり短く出来ないだろう。形と接続、制御方式を共通にすれば、取り替えの方が便利だし早い。そうなると、消費した電力によって支払うという方式も可能となる。その方が便利だと思うのだが。今の給油所に予備を少し置けば良いのだし、取り換えたバッテリーをゆっくり充電して次の車へ取り付ければ良い。どうしてそういう発想が拡がらないのだろうか。
ハワイのオアフ島キラウエア火山の噴火が止まらない。道路の亀裂からマグマが噴き出しているのは脅威。島には停電が相次ぐかも。電気自動車は走れなくなる。