効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

イーロン・マスクと南オーストラリア州

オーストラリアの一つの州である南オーストラリアで大停電が起きたり起きそうになったりしている。原因は同州のエネルギー政策で再生可能エネルギーを大量に導入したからだ。どう対処すべきか、は、オーストラリア政府レベルでも頭の痛い課題となっている。政府レベルでは石炭依存の方針だからだ。
米国シリコンバレーにあるテスラモーターのCEOであるイーロン・マスクが南オーストラリアの州知事ターンブルに急遽電話をし、同社が大量生産し始めた蓄電池を設置することを勧めたという。それも100日で所要量を設置するということだが、どこまで実現性があるかは分からない。南オーストラリアでの大停電は、オーストラリアの他の地区にも影響することは確かだから、今後この提案がどのように進展するかを見ていれば、日本での再エネ対応策も見えてくるかもしれない。