効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ネットゼロ・エミッション・ハウス

積水化学が、太陽光発電システム搭載住宅を対象としたゼロエネルギー達成度の調査結果をまとめ公表したが、それによると、国が示すZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)基準に相当する住宅は全体の65%に達したということだ。単なるセールス標語ではなかったということだ。太陽電池を搭載したセキスイハイムオール電化住宅のうち、2658戸で調査を実施した。国が示すZEH基準では、エネルギー消費量の対象が冷暖房、換気、給湯、照明で、家電は含まれていない。積水化学は、家電込みの総消費電力量をもとに、ゼロエネルギーの達成度を判定する区分を設けているから、国より厳しく判定したことになる。都道府県別にゼロエネルギーの達成状況をみると、国のZEH基準相当を満たす住宅の割合が最も多かったのは熊本県だった。一方で、新潟県福井県山形県などの寒冷積雪地では、暖房の消費電力量が大きく、太陽電池の搭載容量を増やしにくい都市部とともに達成率が低くなっている。この他、蓄電池を搭載した住宅の運転状況も調査したが、平均搭載容量は6.98キロワット時。平均稼働率は65%程度にとどまったという。蓄電池の充放電制御に課題があるのかも知れない。
今日は久しぶりの上天気。日差しが暖かいので今年初めてとなるテニスに出かけた。ボールが高く上がると見えにくいほどの快晴。太陽光発電はフルに稼働したことだろう。