効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

水と塩で発電

面白い商品が開発された。日立マクセルは、水と塩で発電するLEDランタン「MIZUSION(ミズシオン)」を発売開始したと報じられている。MIZUSIONは、マグネシウム合金が陰極(−極)、空気中の酸素が陽極(+極)、塩水が電解液の役割となって発電し、LEDランプが点灯する。約10年間の保管が可能で、災害時や停電時の非常灯に向けるほか、レジャーやアウトドアでの使用も想定するとのこと。LEDという消費電力が極めて小さいランプが開発されたことで、このような利用ができるようになったのだ。照度は約2000ルクスで、約80時間の連続点灯ができ、「パワーバー」と呼ぶマグネシウム合金を交換すれば繰り返し使用できる。LEDランタン本体が2,980円、交換用のパワーバーが980円というから、災害時にも使えるものとして市場は拡がるのではないかと思う。