効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ダボス会議

毎年1月末にあると思っていたダボス会議の開催が少し今年は早かったようだ。昔何回かこの会議に参加したことがあるが、今年は中国の習近平氏が参加して基調講演を行い、米国の口先介入に反論している。テレビで見ると、自分が参加していた時を思い出させてくれるが,会場の入口周辺は厳重な警備で固められ、そこを入るのにも厳重なチェックがある。しかし、そこを通過すると、中は表だった警備は見られず,世界の著名人がたむろしているのが分かる。今回、米国からはトランプ新大統領の側近が出席して、ドル安を目指すような発言をしたと報じられ、円がドルに対して高くなっている。これが20日にトランプ氏が就任式でどのような政策を打ち出すかによってどちらに転ぶか分からないのが現実だろう。おそらく自分が参加していたときのように、日本からの参加者は熱心に講演などを聞くだけで,積極的な発言はしないだろう。日本の存在感を示すような行動をしないと、一方的に攻められるということになりかねない。エネルギー・環境政策の具体化についても同じことだろう。