昨年の7月6日にこの日記に書いた、太陽光発電からの電力だけでプロペラを回して飛ぶソーラーインパルスが23日夜（日本時間24日午後）、米西海岸カリフォルニア州シリコンバレーのモフェット飛行場に到着、米大陸着陸を果たした。中国を離陸してから、当初の予定には入っていなかった日本に、悪天候を回避して名古屋空港に緊急着陸したのが昨年6月3日。やっと天候が安定したのでハワイへ向けて6月29日に出発し、昨年7月3日にハワイのオアフ島に到着していた。そして、今週の4月21日に米ハワイのカラエロア空港を離陸してから60時間以上かけ、約4500キロを飛行したということだ。挑戦に向けて出発するまでに年を越えるほどの月日が経過したことになるが、パイロットの休養、機体の整備などに時間がかかったのだろう。これから米大陸東海岸に向けて飛行することになるが、次の出発までには再度時間をかけて条件を整えるだろう。最終目的地のアブダビにはいつ頃到着するか分からないが、是非地球一周フライトを完成してほしいものだ。
