効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

災害とWiFi

昨日のニュースで知ったのだが、通信事業者が力を合わせて無料で使える公衆WiFi通信サービスを提供し始めたということだ。今回の熊本を中心とした地震災害では、揺れが一週間以上にわたって続いているという先例のない現象に市民は翻弄されている。その中で相互の安否を確認したり支援要請をするのに、携帯電話による通信が有効であるが、ユーザーが契約している通信網が十分にカバーされていないケースも多いようだ。その課題を解消するために、一つの公衆WiFiシステムを複数のモバイル通信事業者が構築し、無料で利用できるようになったということは、地域住民の安心感を高めたに違いない。停電の地域は少なくなったようだから、携帯電話が電池切れを起こす心配は少なくなっただろうが、このような時に備えて、太陽光発電を利用した非常用携帯充電システムを地域で準備しておくことも重要だろう。被災者の難渋はまだまだ続きそうな気配だが、通信によって支え合うことも重要な役割を果たすはず。