効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

通信用海底ケーブル

太平洋、大西洋には既に通信用光ケーブルが何本も埋設されている。これに加わる新しい海底ケーブルをNECが敷設することとなった。通信量増大に対応するためアンゴラの通信会社がNECに発注していた。アフリカのアンゴラと南米ブラジルを全長6200キロメートルの光ケーブルでつなぐ。これまでアンゴラから米国に至る通信ルートは主に英国を経由していたため総延長は1万5000キロメートルに上った。NECが今回敷設する海底ケーブルを利用すればブラジルを経由し1万1000キロメートルで米国とつながる。海底ケーブルの伝送容量は毎秒40テラ(テラは1兆)ビットで、18年半ばに稼働する予定。ということは、3年足らずでこの距離のケーブル敷設ができるということだ。こちらの興味は高圧直流海底電線の埋設だが、日本海沿岸に沿って工事をするのであれば、工事の認可と地元の合意が得られて資材さえあれば、もっと短い工期で埋設ができるのではないかというところにある。HVDCの海底敷設への期間について目安を与えて貰った。