効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

友人の個展へ

天気は悪くないが少し寒くなった中、午後、神戸まででかけた。同じ会社に勤めていた同期の技術系の人が、画廊で個展を開催したのだ。奈良から神戸三宮まで、近鉄阪神が相互乗り入れしているために、ダイヤさえうまく選べば直通でいける。午後早くだったので座れたのが有り難かった。本も読めた。道に迷って画廊の場所へ辿り着くのに時間がかかってしまったが、到着すると何人かの人が70枚ほどの油絵と水彩画を眺めていた。対象は景色、それも樹木の占める位置が大きい絵が多かった。彼の人生の歴史と言って良いだろう。絵以外のことについて雑談をしていて知ったのだが、彼は車を持たないと決めたそうだ。そして20年ほど前にまだ高価だった太陽光発電設備を自宅に取り付けている。その両方の決断をさせた理由が何だったかと思わされた。太陽光発電は、パワコンは取り換えたが、本体は健全に稼動を続けているらしい。固定価格買取制度の恩恵も受けるようになっているという。彼の人生に対する姿勢を知ったような気がした。奥さんともども、時に足に軽い痛みを感じる時がある程度で、健康な毎日を送っている。自分より一つ年上だが、毎日充足した生活を楽しんでいる姿に接することができて、こちらも元気を貰ったような気分で家路についた。今夜は冷え込みが強くなりそうだ。