効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LED街灯

買い物から帰りに、バス停から自宅に向かったとき、西の空が綺麗な夕焼け。生駒山の輪郭もはっきり見えていたのは久しぶりだった。自宅の前の道路に向かって気分良く辻を曲がったときに何かいつもと違う雰囲気を感じた。最初気が付かなかったのだが、道路に沿って4つある電柱に取り付けられた街灯の内2つがLEDに変わっていたのだ。これまでは白色蛍光灯で、半透明のプラスチックケースの中に入っていたので柔らかい光が道路を照らしていた。ところが、新設されたLED電球は、蛍光管のような長さだが、5つか6つの点照明が取り付けられていて、それぞれの光は鋭く、目を向けると何か焼き付くような印象がする。LEDは熱をうまく逃がすようにしてやらないと寿命が短くなると理解しているが、多分そのためにこれまでの半透明カバーを外してしまったのだろう。これでは街角の雰囲気が損なわれる。パナソニックは24日、従来よりも省エネ性能を約36%高めた発光ダイオード(LED)照明を開発したと発表したようだが、放熱材を発光部分と一体にすることで、LEDが発する熱を効率よく逃がす構造にしたと報じられている。これは天井埋め込みの照明が、天井の断熱材のために熱が逃げないために寿命が短くなる問題を抱えていたことの解決策のようだ。このようなLEDを使った街灯を半透明ケースの中に収めるか、光が柔らかく拡散するのが標準になるようにしてほしい。電気代が安くなるだけに留まらない新しい街灯を開発してほしいものだ。