効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

燃料電池の展示を見る

大阪ガスの学園前展示場で燃料電池などの展示説明会があるというので、午後からでかけた。春が来たという感じの天候だったが、こちらは風邪気味だったのは申し訳ない気分。会場では、丁寧に具体的な説明をして販促をしていたが、東芝製のエネファーム(固体高分子電解質)700ワット出力、だけしか対象になっておらず、エネファーム―S(固体酸化物電解質)は展示もしてなかったのは意外な感じがした。販促対象として考えれば、Sタイプは値段も高いのに発電効率が少し高いだけでは性能の差別化をしにくく、消費者に購買意欲を起こさせるのは難しいのかも知れない。太陽光発電との組み合わせで、そこからの電気を多く売ることができることによって、投資回収が早められることを示した説明も受けたが、太陽光発電の発電規模は2キロワットになっていた。エネファームは10年間の保証があるために、その間はトラブっても無料で修理を受けられる。売電量と燃料電池の発電量を合算して計算すると、投資回収は無理なくできるような制度になっているのがセールスポイントだった。なるほどと思いながら帰ってきたが、これから10年間は保証された運転ができるとしても、自分がそれだけ生きていられるかの保証はないから、今設置するだけの理由が出ない。