今日午後京都へ出かけた。第三回KICK (Keihanna Open Innovation Center @KYOTO)が烏丸御池にあるモントレーホテルの会議室であり、盟友の槌屋治紀さんが話をされるからだし、同時に直流給電に関わる村田製作所の開発システムの紹介があったからだ。家を出てから1時間半以上かかって、ホテルに着いたら疲れを感じたくらい。50人くらいの参加だったろうか。槌屋さんが「再生可能エネルギーの動向とゼロエミッション社会」と題して話された内容は、自分がいま依頼されている講演にも流用させて貰いたい内容が詰まっていた。その中にはこれまでこの日記で書いたこともあり、昨日述べたソーラーインパルスも紹介されていた。今日の報道で、これがインドの西部グジャラート州アーメダバードに到着したとされている。直前の中継地からの飛行距離は１４６８キロ。パイロットは暫く休息をとる必要があるだろう。村田製作所の話は、データセンターの直流化について、独自の直流変換装置を開発して、大きなエネルギー消費の削減ができるというもの。パワーポイントのコピーが配布されなかったので、細かいところは忘れたが、交直変換をデータセンターのサーバー内で行えるようにして、高効率と同時にローコストを実現したもののようだ。これからの直流社会の実現にはあまり触れる話はなかったのが残念だった。
