効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

PCのACアダプター

最近のPCは、蓄電池が長持ちするようになったので、講演などに自分のPCを使ってパワーポイントを利用する時もACアダプターを持ち歩かないことが多い。しかし、一泊出張などの時にはこのアダプターは必携のもの。一度これを家に置いたまま東京へ行って痛い目に会ったことがある。この電源コードに付随したACアダプターを、ノートパソコンに内蔵できるように小型化する技術を大阪大学と京セラ、ローム村田製作所などが共同開発したと報じられている。現在の約20分の1以下の大きさにするということだ。出張でノートパソコンなどを持ち運びするときにも電源コードだけですみ、邪魔になりにくい。3年以内の試作品完成を目指すというから、商品化もそれほど先の話ではない。これも海外の交流電圧が日本と異なるのにも対応しているから、単純な開発技術ではないはず。これが商品化されればPCサイズのものもその方向で商品化されるだろう。しかし、将来建物内での直流供給が一般化してくれば、電圧変換だけで済みそうだから、この技術は必然ではない。とはいうものの、直流時代が来るのは10年以上先になるだろうから、アダプター内蔵のPCが商品化されたら是非使ってみたい。