効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

家庭用燃料電池実証試験終了

このブログを始めた動機は、NEDOが行った固体高分子型電解質燃料電池PEFC)の実証試験に参加させて貰ったことにあった。自宅の裏路地に設置した設備を稼動させて、そのトラブルも含めたデータを大阪ガスが全てとりまとめてNEDOに伝えられたのだが、全国で行われたこの実証試験によって、PEFCは商品化され急速に設置数を伸ばしている。そのテストが終了してからすこし1年ほどの時間を置いて、継続する形で固体酸化物電解質燃料電池SOFC)の実証試験を自宅の裏路地に設置した設備で行った。ユニットの設置をする基礎や配線などはそのまま利用できた。このタイプのものも既に商品として登場している。このSOFC本体の実証試験は2年以上前に終わってすぐに撤去されたのだが、熱を回収して利用し、回収した熱が不足する場合に熱を追加するガスによる給湯暖房機がそのままの形で残されていた。また何かの形の実証試験をするのかなと思っていたのだが、今日その補助設備も撤去され、それに代わる瞬間式給湯暖房機が設置された。実証試験が始まる前に使っていた給湯暖房機は20年前のもので調子が悪くなっていたので、新しい機器を注文購入して取り付けて貰ったのだ。作業には何人もの人が来られて,昼過ぎに完了。燃料電池を据え付けてあった土台はそのまま残されたので、もし必要が出ればまたテストはできるし、自分で燃料電池を使うとすれば、これに設置することができる。
実証試験は終了したが、このブログは終了させることなく継続する。毎日書くのがいつまで続けられるかは自分でも分からない。しかし、エネルギー関連の新しい情報がどんどん入ってくるので、面白いと思ったものに自分の解釈を加えて書き続けたいと思っている。これまでに体調を崩して入院した間長期間途絶えていたことがあったのだが、そのようなことが起きなければ、まだエネルギーへの関心は無くなっていないので、時に1〜2日休むことはあるかもしれないが、ここ当面書くことを楽しみたいと思う。