効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

我が家の燃料電池撤去

NEDOの実証試験を行っていた我が家の固体酸化物電解質燃料電池(700ワット)が今日撤去された。1カ月ほど前にセルスタック部分のトラブルで停止したのだが、政府の実証試験であることから、撤去に必要な手続きに時間がかかったようだ。この日記を遡ってみると、2010年1月27日に設置され、2月8日から運転を始めている。これまで2年半、よく動いてくれた。当初は1年以内に止まってしまうのではないかと心配したが、中心部分にトラブルが起きることなく、時々1〜2日の停止はあったものの、これだけの期間稼動を継続してくれたのは嬉しい。1980年頃という昔にリン酸型燃料電池40キロワットの実証試験を担当していたときに起きたトラブルを思い出すと、技術進歩を実感する。
今日は担当者が3人来て、本体だけ撤去して持ち帰ったが、給湯暖房補助機は残してくれたのでお湯はこれまでと変わりなく使える。数か月するとこれも撤去されるので、その時には新しい瞬間式ガス給湯器を設置しなくてはならない。最近送られてきた電気料金の額が大きく跳ね上がっている。燃料電池の発電がいかに有効であったかを改めて認識した。