効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

気候変動

今年も季節の移り変わりがおかしい。もう真夏日があちこちで出ているし、それが一転して寒くなったり大風が吹いたり、天候と気温の予測が難しくなっているように思う。これで一番困るのは農家だろう。これまで、季節のサイクルに合わせて植え付けをしたり収穫をしたりしていたのが、その指標がなくなってしまいそうだからだ。そうなると、最近よく報道されるようになった植物工場がさらに本格化するかもしれない。その工場を運営するのにはエネルギーが必要だが、それに太陽光を採用できれば、初期投資は大きくなるが、長期的には回収できる時代に入っているのかもしれない。レタスなどは既に収穫回数も自然栽培よりも多く、食材として高い評価を得るようになっているのだから、他の野菜類でも応用は可能だろう。太陽光発電と日照の利用を併用するシステムも実用化し始めているから、高さの低い果物類にも工場化が現れるだろうと思う。そうなれば、土盛りを高くして、作業しやすくすれば、高齢者も若者も共に働くことができる環境を整えることができる。少子高齢化を克服する一つの手段かもしれない。