効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LED

LEDが蛍光灯も含めた従来の照明に比べて効率が高いことは認識していたが、その具体的な数字を見る機会がこれまでなかった。それを、LED照明製造のサン電子工業徳島県藍住町)が東南アジア市場の開拓を本格化するという紹介記事の中で知ることができた。
同社は、大型商業施設用として天井に埋め込むダウンライト型のLED照明2タイプを新たに開発した。100ワット、200ワットの水銀灯と同じ明るさのLED照明で、消費電力はそれぞれ19ワットと30ワット。大きさはいずれも直径が約30センチ、深さが約20センチで、重さは2キログラム程度。LEDをそれぞれ20個、32個使用する。LEDは半導体で、発生する熱をうまく逃がしてやらなければ故障してしまう。その機構に新しい工夫も組み込まれているそうだ。400〜700ワットの水銀灯と同じ明るさのLED照明であれば、消費電力は80〜160ワットと水銀灯の5分の1程度だ。水銀灯は広い駐車場などに利用されているのが多いが、これだけ効率の差があれば、初期投資が少し大きくても短期間で回収できるだろうと感じた次第。