以前、パナマ運河の拡張工事が遅れていて、米国からのLNG輸入に大きな支障になる可能性があると書いたことがあるが、今日報じられたところによると、日本政府が、早期完成を条件に追加資金支援する検討に入ったようだ。運河の拡張費は52億ドル強（5200億円超）で、パナマは23億ドルを海外から調達している。日本は国際協力銀行（ＪＢＩＣ）が８億ドルを融資する最大の支援国。追加支援によって融資額は最大で900億円規模になる見通しだという。現在のパナマ運河は幅32メートルまでの船舶しか通れず、幅40メートルを超す標準的な液化天然ガス（LNG)輸送船は航行できない。そのため07年に拡張工事を始めたが、追加工事費を巡る事業者と政府の対立などで、完成時期が当初の14年中から16年初めに遅れる見込みで、これが更に遅れると米国からのLNG輸入コストは大きく上がってしまう。見通しを早期に確定させる必要があるだろう。
今日午後、ワイフを眼科医へ車で連れて行った。白内障手術の後治療だが、緑内障も出はじめているし、飛蚊症もある。自分も一度目の検査を受けた方がよいかもしれない。
