効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

原発再稼働

原子力規制委員会は13日、再稼働に向け審査中の10原発のうち、九州電力川内(せんだい)原子力発電所(鹿児島県)の安全審査を優先的に進めることを決めたと報じられている。早ければ5月にも審査に合格する可能性があるという。「優先枠」に選ばれたのは川内原発の1、2号機。合計出力178万キロワットで九電の主力発電所のひとつだから、夏を迎えて九電は胸をなで下ろすだろう。残りの9原発では、川内原発に次いで四国電力伊方原発愛媛県)、九電玄海原発佐賀県)などの審査が進んでいる。川内原発が優先審査を受ける期間は、他原発の審査は多少滞る可能性があるという。このリストに入れず、もとも需給が逼迫している関電の原発については、認可されるのが夏を越えるかもしれない。そうなれば、関電管内の電力需要家はどのように対応するかが問われることになる。