効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

エネファームの戸建て住宅への標準設置

三井不動産レジデンシャルは12日、東京ガスの供給エリア内に建設する新築分譲戸建て住宅「ファインコート」の全戸に家庭用燃料電池エネファーム」を標準採用すると発表した。新築分譲戸建て住宅を年間200戸以上供給するデベロッパーが、シリーズ全戸でエネファームを導入するのは初めてのようだ。10日には集合住宅への設置についてここで書いたが、戸建て住宅に標準採用されれば、普及に大きな力となる。すでに、東京都世田谷区や同国分寺市などで開発中の29物件、605戸の標準化が決定している。導入するエネファームは、パナソニック製で750ワットの出力。おそらく東京ガスが販売を促進したのだろう。東京ガスエネファームについて14年度に、1万6千台の販売目標を掲げている。ファインコートでの採用標準化によりさらなる普及につながることが期待される。大阪ガス東邦ガス圏内でも同じような動向が生まれているはずだ。太陽電池に加えてエネファームが、グレードの高い住宅のシンボルとなりつつあるのだろう。