効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

一括受電+コージェネ

仙台市が復興公営住宅である4〜5階建て集合住宅4棟、計176戸に、東北電力から高圧一括受電した電力(電気料金単価が安い)とコージェネからの電力を合わせて供給するという。太陽光発電も設置される。敷地内に25キロワットのコージェネ、受電盤、太陽光発電設備、リチウムイオン蓄電池、1,800リットルの貯湯タンクなどを取りまとめた「エネルギーセンター」を設置。コージェネの電力は災害時などには共用部の照明、給水ポンプに利用される。コージェネの廃熱は60度Cのお湯を作るのに使われ、水と混ぜ合わせて20度Cにして各住戸の給湯器に予熱水として供給される。給湯容器のガス消費量が下がることになる。ただ、熱量計が設置されていないので予熱水は無料で提供されるのは少し解せない。水量計で概算できないのだろうか。各住戸には電気とガス双方のスマートメーターが取り付けられ、エネルギー消費の見える化がなされるというから、未来都市住宅の先駆けと言えるかもしれない。このエネルギーセンターは一種の新電力(PPS)になったということだろう。