効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地震予防にガス採取制限

オランダ政府は、同国の北部にあるガス田からの天然ガスの年間採取量を6%引き下げることを決めた。採取によって起こった地震が拡がらないようにする対応策だという。これまでもガス採取と地震との関係については様々に言われてきたが、いろいろな調査で関係が深いと言う結論になったそうだ。この地震は震度3ほどの小さなものだが、若干の住宅被害と心理的な問題が引きおこされている。ある地域では採取量を8割カットするところもある。
オランダのグローニンゲンは欧州の天然ガス事業発祥の地。オランダは天然ガス層の上に浮かんだようになっているのかもしれない。ガス田が原因で起こる地震は、米国のシェールガス採掘でもあるようだ。ともかく地下のことについてはまだ解明されていないことが多いということの証明みたいなものだ。原発の使用済み燃料の最終処理が、地下貯蔵だとしているが、もし地下水が大量に出てきたりしたら取り返しがつかないことになる。慎重な対応をしてほしいものだ。これは考えすぎだろうか。