効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■東京湾にメタンガス

 東京海洋大学 鶴哲郎教授らは、東京大学筑波大学と共同で東京湾北部の海底に気体のメタンガスを含む地層を発見したと報じられている。海底面から7~8メートル地下にあり、少なくとも千葉県船橋市沖―羽田空港沖に至る地域で確認した。水中のスピーカーから音を出して海底の地層を探る調査などを行い、海底に水よりも音を伝えにくい領域があることからガス層の存在がわかったということだが、これだけの深さしかないのであれば、地層としても薄いから、少しずつ漏れているかもしれない。鶴教授は「海底面の泥に蓋をされる形で、細かい砂などの間に気体のガスがたまっているとみられる」としている。

 関東南部では地下1000メートル以上の深さに天然ガスのたまる地層があるとのことだが、東京湾のガス層は地下深くのガスが断層の割れ目などから上がってきたものと考えられるという。千葉県には国産の天然ガスを都市ガスとして供給しているガス事業者があるが、これとは関係ないガス層なのだろうか。将来大規模な地震が発生した際にはガスの噴出が火災や地盤沈下を招く危険があるとみており、研究チームは今後企業と共同で定期的にガスを採掘し、同時に資源としても活用する技術の開発を進めるとのことだ。

 もし東京湾から天然ガスが採取できるとしても、船舶の往来も多いし、工業地帯も近いから、採掘作業自体が危険作業だし、ガスを取り出す井戸を多く穿つことは難しいだろうから、当面は防災の面から地震によるガス漏洩の可能性をまず具体的に把握すべきだろう。

 

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