効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良で太陽光発電を市民出資で作るプロジェクト

朝方比較的早く家を出て,車でJR奈良駅西口にある奈良市はぐくみセンターへでかけた。ここには利用者が3時間以内なら無料になる駐車場があるために車で行ったのだが、近鉄奈良から結構遠いというのが一番の理由。普通なら車は使わないのだが。
奈良生協の建物の屋根に50kWの出力を持つ太陽光パネルを載せて発電させるプロジェクトの検討が行われたのに参加したのだが、この設備費を市民出資で充当し、配当をしながら16年で出資を償還する計画だ。市民出資によるものは奈良市で最初になるのではないか。これまでは寄付金を集めて建設したものがあるが、固定価格買取制度によって太陽からの電力を高く売れるので、この出資方法が成立する。それを市民ベースで行うところに意味もあるだろう。当初の設備資金はある信託会社から導入し、そちらに返済しながら市民の出資も利息つきで償還するのだから、長期に亘る管理など不確定要素もある。うまく計画通りプロジェクトが始まり、進展することを期待している。来年の2月に募集が始まる予定。これを推進する人達の手弁当による貢献は高く評価されるべきだという感を深くした。