今日の昼食は、40年以上もメンバーである学園前ローンテニスクラブの懇親会に出席してのものだった。近鉄奈良駅の建物の最上階にある中華料理レストラン。最後に発表されたが出席者は75名だったという。メンバーの高齢化は著しいが、みな元気だ。そして最近は女性が元気にクラブを支えている。ここでの料理は回転テーブルから自分の皿に入れるものだったから、量のコントロールがし易くて有り難かった。
このテニスを通じたクラブ活動が地域に貢献したとして昨年文科省から表彰されたのだが、この活動の拠点である奈良県民センターも40年以上経っていて、それを今後どのように維持するか論議されていると聞いた。奈良県に県民センターというのは此処しかないのだが、昔は夏祭りとか野菜販売とかの地域活動が盛んだったのが、まったくなくなってしまっている。だが、もしこのセンターがなくなれば、あるいは目的替えされてテニスコートがなくなれば、長く続いていまも活発な地域活動の息の根をとめてしまうことになる。建物を改修するとしても、現在の利用目的を基本的には変えないでほしいものだ。
