効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

雑草を奈良の鹿の餌に

大阪国際(伊丹)空港と関西国際空港に生えている雑草の一部が、けがなどで保護されている奈良公園のシカの飼料として活用されるかもしれないということだ。手始めに5日、雑草を発酵させた飼料約4トンを搬入し、シカの様子を見ながら継続するかどうかを決める。奈良のシカは約1300頭おり、このうち病気や交通事故などでけがをしたりした300頭が、愛護会により保護施設「鹿苑(ろくえん)」に収容されている。飼料の一部として年間100トンの牧草が必要で、その費用は約650万円。募金も行っているが、まかないきれない状態が続いていると報じられているが,面白い試みだと思う。雑草を発酵させるところがみそだろう。多分体積が減り栄養分が増えるのだと思う。空港では滑走路横の空き地を中心に年間約800トンの 刈り取った草が発生。焼却で年約1400万円のコストがかかるうえ、焼却により 66トンもの二酸化炭素(CO2)を排出していた。継続するとすればどのくらいの分量が奈良の鹿に使われことになるのだろうか。雑草を発酵させると良い飼料になるとすれば、廃棄物処理の新しい分野にならないかしら。空港の雑草が汚染されていなければ良いが。