効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ビルのガラス窓

今日昼に、卒業した一貫校である小中高の同年卒業生の同級会が梅田のスカイビルにある中華レストランであった。、体調もまーまーであったので参加。こちらは中高だけだったが、小学校だけの卒業生も入っている。もう19回目であるので卒業時のこととは無関係に親しくなっている。
このスカイビルに向かう途中に新しくできたグランフロント大阪の建物に沿って歩いていて、常に関心を持っている窓の断熱構造に目が行った。流石に今年からオープンしたビルだけに、少なくとも1階の展示用も含めた窓のガラスは全部複層ガラスになっていた。LowEかどうかは確認できなかったが。これからは標準仕様となるはずのものだが、入居者の認識の仕方はどうなのか気になった。
スカイビルも近代的なビルだ。レストランのある階まで行って、習慣になっている窓ガラスのチェックをした。単層ガラスが全面に使われている。これを全部複層LowEガラスに変えたらどのくらいエネルギー消費が下がるかを計算してみよう、あるいはさせようとはできないだろうか。取り替えの所要コストがエネルギー消費の削減で回収できるのがどの位の期間になるだろう。二重硝子の重さが加わると、ビルの補強しなくてはならないということも聞いたことがあるが、本当だろうか。比較的新しいビルでもこうなのだから、既築ビルの外壁部分の断熱性能を上げるのが簡単な話ではないことは分かるが、それを義務づけるような方策はないだろうか。その前に、ビルのタイプ別工事コストと回収期間の計算モデルも準備されなくてはなるまい。