効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

暑さ再来

今日の奈良も暑くなった。おそらく冷房需要は急増しているに違いない。関西電力の電気予報を調べてみたら、94%だった。この季節としては非常に高いのではないか。この数字の出し方は、稼動可能な発電所の発電容量を積み上げたものだと理解している。それについて、今日、経産省風力発電を電力需要のピーク時供給力として初めて計上することを決めたという記事を見て、矢張りと思った。風力発電は、単機での出力変動は大きいが、日本中に設置されているものを総計すれば、変動が平準化されて、ある程度のベース発電容量を予測することが可能になるはずだ。特に、これまでの実績に地域単位の天気予測を加えれば、供給力として期待できるはずだ。それに加えて、自家発電の容量もまだ供給力として入っていないはずだから、全国ベースと電力事業者単位で分散型電源の容量を加えるとどのように変わるかも示してほしいと思う。