効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地域のスマートエネルギー構想

神奈川県が、かながわスマートエネルギー構想を提唱してから2年間が経過する中で、これまでの情勢の変化と取組の実績を考慮するとともに、平成25年7月に「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」が制定されたことから、条例に基づく計画としてかながわスマートエネルギー計画を策定することにしたと発表している。このような地域に基礎を置いたエネルギー供給管理をしようとする計画が、あちこちで見られるようになった。自分たちの手でエネルギーを作り出し、管理し、大事に使おうと言うことだ。地域毎にそこに存在するエネルギー源は異なるし、人口構造などなどによってエネルギー消費も当然異なることだが、まず自分たちの地域でのエネルギーがどのような状況にあるかを知ろうとする姿勢が具体的に出てきたことは、エネルギー自給を高める一つの動きとして注目すべきだろう。このような地域でのエネルギー政策を持たないことが地域の住民から批判されるような世の中になりつつあるのかもしれない。脱原発に向けた貴重な社会の動きだろう。