効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

蓄電・放電に重力を利用

米国で、風力や太陽などによる電力が余剰の時に、あるいは発電量が不足した時に備える蓄電設備として、大きなピストンを水の入ったシリンダーに入れ、電気が余った時には水をポンプでしたから圧入し、不足の時にはピストンの重さを使って水力タービンを回すシステムが実用化されたそうだ。この情報を読んでいて思ったことだが、小水力でも規模が小さいものを送配電系統に繋がないで使う時、いまでは蓄電池で過不足を調整するのが常識になっているが、大きな重りをシャフトからぶら下げておき、電気が余った時には重りをモーターでシャフトを回して巻き上げ、足りない時には重りを下ろしてシャフトを逆に回してそれに繋がる発電機(モーター兼用)で発電することはできないかなと思った。コストや出力のバランスなどが課題だろうが、誰かこのようなことを実験した人はいないだろうか。この仕掛けを工夫すれば、見るだけでも面白いものになるかもしれない。