効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自家用水力発電

昔から自家用水力発電を利用しているところは少なくない。ところが、多くの設備が老朽化し、取り壊しを計画していたところが増えていた。しかし、小水力発電に固定価格買取制度が適用され、設備改修を行う投資を行っても高く電力会社に売れるようになったことから、昭和電工チッソの事業子会社JNCなどのように、自家発電用の水力発電所を売電用設備に転換するところが増えてきている。売電価格がこれまでの3倍近くに設定されたことによって再評価されるようになったのだ。数千キロワットのものもあるから、これが廃棄あるいは縮小されなくて済むのは日本の環境対応としても非常に望ましいことだ。この種の設備が新設されるのはまずないだろうから。