効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

東京都水道局の小水力発電

東京都は、江戸川区の葛西給水所内に小水力発電設備を設置し、1日から運転を開始した。最大出力は340キロワット。都の施設として、全発電電力量を再生可能エネルギー電力全量買取制度を活用して売電するのは今回が初めてだというが、まだこれだけの余地があったのが驚きみたいなものだ。他の都市部でも水道関連の小水力発電可能性は多いのではないか。発電した電力は新電力のサミットエナジーに1キロワット時当たり33・18円で売電するが、この買電価格は東京電力再生可能エネルギーとして売る29円よりもかなり高い。東京都は方針として東京電力へ協力するのではなく、競争入札で収益性の高いところに売るということなのだろう。サミットエナジーも頑張ったものだ。