効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

福島に市民太陽光発電所

自分も会員である自然エネルギー市民の会では、福島県農民連と共同して、同県伊達市霊山(りょうぜん)町に約50kWの太陽光発電設備を建設しようとしている。このプロジェクトは、全国の市民の出資により建設しようとするもので、一口20万円で出資して貰い、
予定配当率は1.2%、20年で22万5200円の元本償還・収益配当を予定し、建設資金2000万円を賄おうというもの。そして、事業経営に支障が出ない範囲で売電収入の一部は福島復興基金として積み立て、運用することになっている。この出資締め切りが6月7日だったので大丈夫かなと思っていたら、見事予定額を達成できたという情報がメールで入ってきた。
昨年度に設備認定、東北電力との系統協議も終わり買取価格(税込42円/kW)での買取が決まっている。北海道、 宮城県福島県新潟県群馬県、埼玉県、茨城県、東京都、千葉県、神奈川県、 静岡県京都府大阪府兵庫県岡山県山口県など全国、72名から申込があったという報告が出ている。建設工事は、出来るだけ地元業者に依頼し、柵も地元の間伐材を使用する方針。同じような市民出資の設備が引き続いて各地で計画されている。これでこそ固定価格買取制度が設備が建てられる地元を支える生きたものとなってくるといえる。