効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

福島りょうぜん市民発電所

 原発事故による深刻な被害を受けている福島県の人々と連携して、福島県伊達市霊山(りょうぜん)町に、50kWの市民共太陽光発電所を建設する工事が順調に進んでいるようだ。全国の一般市民からの出資金2千万円を投入するこのプロジェクトが7月半ばから工事を始め、現在太陽光パネルの設置が終了し、配線、電柱設置が始まったという知らせが入った。パネルを囲む木柵は、間伐材を活用し、農家の方が工事をしている。間もなく完成し稼動を開始することになるが、売電収入の一部は福島復興基金として積み立て、運用する。この事業は福島県農民運動連合会(福島県農民連)と協働で行うもので、福島地区における市民共発電所建設の第一歩となるものだ。特定非営利活動法人 自然エネルギー民共同発電の意欲的な取り組みが具体化したのを見るのは嬉しいことだ。