効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

久しぶりの空の旅

3年ぶりだろうか飛行機で東京へ出かけた。最近のような天候不順が起きて遅れが出ないかと心配したが、上天気で富士山もくっきり見えるようなフライト。JAL伊丹空港から、機体はボーイング777-200。空席が結構あったが,手作りのツナサンドイッチを食べるのに、隣が空席だったので気兼ねせずに済んだのは有り難かった。11時半出発で12時40分到着の予定だったが、飛行が順調で早めに着いたので、飛行中に昼食を食べる時間が短くなってしまった。
意図的に後ろの方の窓側に席をとって景色を眺めていった。矢張りと思ったのは、東京近くでLNGを運ぶタンカーを二隻も見かけたことと、かなりの上空からもはっきり見える大型の太陽光発電パネルを見つけたことだ。以前にはまったく関心がなかったものが、今のエネルギー状況からすぐ目に入るようになったのだ。
飛行機は重いものが空を飛ぶのだから、一義的に重量を軽減することが重要となる。その一環でこれまで油圧で制御していたものを、電気モーターを利用した制御にしようとしたのがボーイングの新機種787の蓄電池のトラブルの遠因だ。リチウムイオン電池は軽量で蓄電量が大きく充放電速度も速いから採用されたのだが、注意しないと電解質が発火する危険性があることは以前から指摘されていたものだ。ボーイングもそれは弁えていただろうが、それこそ想定外の現象が起きたのだろう。7月頃からは定期航空に再開されるようになりそうなのは良いが、また想定外のトラブルを起こさないように願っている。
羽田空港の到着ロビーは以前の印象より整理が行き届いている感じだった。日に日に修正が行われるから、3年の空白によって大きく変わったような気がしたのだろう。もう一つ新しいと思ったのは、ロビーの一般席で無線LAN(僕の場合はdocomo)が使えたことだ。以前はクラブメンバー用のラウンジでなければなかったサービスだ。時代がどんどんデータ利用のやりやすいように変化していることを実感した。