効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

「Kyoto地球環境の殿堂」表彰式

午後1時から京都国立国際会館で開催された、「Kyoto地球環境の殿堂」表彰式とシンポジウムに参加した。京都地下鉄の終点で不便なところにある。幸い近鉄から直通の急行が時々出ているのでそれを利用。電車に乗っている時間だけでも1時間。下車したら徒歩でそれほど遠くはない。昔現役の時には、毎年2月初旬に開かれていた関西財界セミナーにスタッフとして何回か行ったことがあったが、本当に久しぶりだった。
今日はロッキーマウンテン研究所のエイモリー・ロビンスと、インドの環境哲学者・物理学者であるヴァンダナ・シバ女史の二人が、この殿堂入りすることになってその式典とシンポジウムがあったのだ。あの大きな会議場がほぼ一杯で、2千人近くはいたのではないか。表彰式を眺め、お二人の基調講演を聴いて、それに続くパネル討議にはエイモリーが参加していなかったので失礼して帰ってきた。会場の入り口には彼の新著「新しい火の創造」が積み上げてあって、次々に買い求める人があるのに安堵。二人の基調講演は、持続可能な地球と社会環境実現に対する取り組みを哲学的な側面と、実体的な側面から論じていて、面白く参考になるものだった。この同時通訳は大変だったろう。シバ女史は車椅子。日本へ来られるのも大変だったろうと思ったが、語り口は明確だった。表彰式の様子を写真にして見た。