効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

外出

生駒市主催の「環境シンポジウム」へ参加するために久しぶりの外出。生駒駅すぐ北にある生駒市中央公民館であったが、どの位の人が集まるかにも関心があった。1時半から開始だったので30分前に着いたが、会場にはすでに多くの人が座っていて、開始時間にはかなり人数の入る公民館がほぼ一杯になった。見回すと自分と同年代の人が多く。若者の数は数えるほど。だが、動員をかけてもこれだけの数は集まらない。それだけ環境に関心のある人が多いということか。一つにはいま有名になっている飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)が講師になっていたこともあるだろう。
飯田氏は基調講演で、地域のエネルギーに軸足を置いて話すのかと思っていたが、やはり脱原発の妥当性を強調するのにほとんどの時間を割いたのは意外だった。詳細な資料を駆使したものだったが、文字が多くほとんど読めなかったので、再確認しなければならない。ただ、報道などではあまり見かけない数字を示してくれたのは有り難かった。今夏も原発が稼働しなくても供給力はあるという彼の持論を聞いたが、たとえ数字の上でバランスしているとしても、昨日九州電力の新大分火力発電所で発生したような、燃料供給菅が凍結して何基もの発電設備が一斉に停まるというような想定外のことが起きれば、停電の可能性はある。また、意図的に需要への対応を遅らせて停電させることで、原発が必要だと社会に思わせることも起きないではないと思うが、考えすぎであってほしい。