効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

中国電力と風力発電

中国電力風力発電を自社の系統に受け入れる枠を、現在の6割増となる100万キロワットに拡大すると発表した。接続する風力発電設備の設置地点が広域化したことで、発電出力の変動が平準化されるようになったために可能となったということだ。平準化すれば、変動を抑制するために使われる通常の火力発電の稼動調整が抑制できるからだという理屈だが、これまでに北陸電力東北電力などで風力受入量が大幅に上がっていることから見て、日本の電力会社がやっと風力発電組み込みに前向きになったということだと思う。
これを報じる記事に、固定価格買取制度の導入で、電力会社が発電事業者に対して消費量を上回る発電量の出力抑制を年間30日まで求められるようになったことも、発電バランスの安定性に寄与するとしているが、風力発電事業者の事業採算性をどの程度引き下げることになるのか、稼動実績をこれから把握しなければならないだろう。
16時学園前発のバスで長男がオーストラリアに向けて出発。関空で夕食をしてから21時前の飛行機に乗るらしい。安物のフライトだから食事は別建て。日本で買いたかった物をわんさと買い込んで、預けられる荷物の制限重量ぎりぎり。この預け料も別払い。1週間ほどの奈良滞在中天気が比較的穏やかだったのは有り難い。ブリスベンでは昨日まで嵐が吹き、洪水があったようだ。昨日オーストラリア帰国の予定であれば飛行機が飛ばなかったかもしれない。