効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地域別再生可能エネルギー導入量

どの国にどのくらいの風力発電太陽光発電、あるいはミニ水力や地熱発電が行われているというレポートは多く出されている。そのほとんどについて日本は一つの地域として扱われているが、これをもし県別などの地域別にどのような設置量となっているかを情報として公開するのも面白いのではないか。地元に大型の風力発電設備がある県や市などでは、そこで消費される電力の中にどれほど風力からのものが入っているかはかなり良い数字になるだろう。固定価格買取制度で太陽光発電設置が大幅に促進されているが、地域別の導入量が一般誌などに報じられることはあまりない。これを数字の推移を定期的に公表し、地域間で競わせるような方策はとれないだろうか。風力については地域によって偏りがあるし、地熱についても同じだろう。だが、地域別にどれほど潜在量があるかは分かるから、潜在量をどの程度顕在化できているかを明確に示して、地域間でその達成競争をさせてはどうだろうか。これにはその地域の電力消費量との関係もあるから、その規準を明確にして比較できれば、地域間で再生可能電力導入比率の比較が多角化されるだろうし、地域行政としても達成目標が具体化されるように思える。