効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

エネファームの普及促進

政府は26日、2012年度予算の予備費を活用した経済対策の一環として、家庭用燃料電池エネファーム」の設置補助に251億円を投じると発表した。第一次の予算では90億円で1台あたり70万円の補助。これが6月始めに使われてしまい、補正で50億円を上乗せし、補助額は50万円にしたが、これも9月に底をついていた。販売事業者はさらなる上積みを予想してか、注文(補助申請?)を受け付けていたという。その予算が大きく増額され、補助額は1台あたり45万円になっている。ということは、さらに53,000台が設置されることになる。9月末時点で累計設置台数は25,900台となっている。それを遙かに上回る新設をすることになるが、メーカーにこれだけ多い数のエネファームを作る能力があるのか、また、設置事業者である大手ガス事業者やJX エネルギーに設置作業能力があるのだろうか。設置申し込みはこの数字に近いものになっているのかもしれない。政府からすれば確実に経済効果を出せるプロジェクトになる。年度末にどういう結末になるだろうか。