効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

太陽光による照明

沖縄県南城市が「電気不要の照明」に補助金を出すそうだ。太陽光を反射で室内に持ち込むことで,電気による照明を不要にする方式を促進する意図である。同市内の公共施設などに導入する他、家庭などでの導入には半額を補助する。屋根などに取り付けた採光ドームから太陽光を集め、内側が鏡面の筒を介して室内を照らす仕組み。だが、曇りの日や夜は電気の照明を使わざるを得ないことは確かで、太陽光だけで照明できる時間がどれほどになるかで、損得は決まる。沖縄は有利かもしれない。費用は家庭用が約25万円、光量が多い産業用は約40万円。太陽の向きにかかわらず光を集められ、紫外線や熱を防ぐことになるために畳の色あせも防止できるという。産業用は理解できるが、家庭用となると屋根自体の構造がこれまでのものと変わるだろうから、本当に普及するだろうか。スーパーマーケットなどでは、自然光の取り入れによってお客も従業員も気分が良くなると聞いたこともあるから、産業用には良いかもしれない。