効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

電気の販売促進?

夏頃から関西電力の代理店だという会社からの電話が入るようになった。それも同じ会社ではなく幾つかあるようだ。内容は、電気代が安くなる制度がありますが利用しませんかというもの。夏のピーク需要を抑えるためにその時間帯の料金を上げ、その代わりに他の時間帯の料金を下げるというものだろうとは思ったが、それには電気ヒートポンプのエコキュートも含まれるのですかと尋ねると、それも入りますということだ。まだエコキュートの販売促進をしていることに驚くと同時に、盛んに節電をお願いしながら、電気代が安くなります、言い換えれば、沢山使ってくださいという販売促進をしていることに矛盾を感じた。ガスを燃料とする燃料電池エネファーム」を使用していた時期もあったからお断りしたのだが、何か割り切れない感じがある。今後の原発動向は分からないとはいえ、長期的にゼロを目指す時代に入るのだから、オフピークであっても電力需要に対応する発電は化石燃料を使ったものとなるはず。そうすればそれは輸入燃料だから国際収支を悪くするだろうし、炭酸ガス排出量も増える。安くなるという勧誘ではなく、ピーク節電に協力する制度に入りませんかといって、そうすれば料金も安くなる可能性もあります、というのなら分かる。しかしそうではなかった。
もう一つ、関西電力はその代理店に自宅の電話番号を教えていることになる。個人情報をこちらの了解なく渡していることになる。個人情報管理上の問題にはならないのだろうか。電気の基本契約で電話番号を代理店に渡しても良いということになっているのだろうか。どうも納得しにくいことだ。