効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

原発2基目の再起動

今日もべらぼうに暑い。午後英国から来た友人(英国人)と会って1時間弱話をした。彼が日本の原発はこれからどうなるか、と聞いたのに対し、今日中に大飯原発4号機が再起動に入ると説明し、これでこの夏を乗り切れれば皆安心してこの冬には空調を使い始めるだろうと言った。現時点で新たに再起動を認められた原発はないから、いずれにしろ今夏の需要に対応することはできないとも伝えた。これに対して彼はなるほどといっただけだった。英国の原発に対する一般社会の感覚を聞こうと思ったら、電車が入ってきたのでそれ以上に話は進展しなかった。帰宅して関電の電気予報をホームページで見たら、16時台に88%となっており、昨日と同じ需給状況であったようだ。原発が再稼働しなければ天然ガスの輸入が増えて料金が上がると良く言われるが、再稼働されても少し長期的に見れば料金が上がる要素は多い。逆に天然ガスはいま輸入価格が上がっているが、長期的には下がる可能性もある。貿易収支にはマイナスとなるのは確かだが、このマイナスを、輸出の増加、貿易外収支のプラスでどれほど補えるかが課題だろう。当面電気代が上がるのを避けるのは難しそうだ。日本全体でどこまで耐えられるかだ。対応策は、電力消費全体を抑えることしかないだろう。効エネルギーの普及だ。