効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

停電への備え

次第に今夏の電力需給逼迫が深刻になる可能性が高まる中で、いろいろな停電対応策事例が報じられるようになっている。小型の非常用発電機も商品として売れている。電力会社、特に深刻な状況にある関電と東電は、どこまで実現するかは不明だが、電力料金の構造自体も変えようとしている。多少の停電は仕方がないと思い始めて、昨年に非常用照明器具を入手していたことを思い出した。2011年4月30日の日記にも書いたようにして入手したソーラーランタンが押し入れに入ったままになっていたのだ。友人である東亜電機工業の社長が、東日本大震災の被災者支援のために、寄付者をつのって、それで自社製品である蓄電池、太陽電池、LEDを組み合わせたランタンを被災地に無償で贈ったときに、寄付協力で自分も購入したものだ。プラグからもできるのだが、それを今日太陽で充電した。スイッチを入れると結構明るい光が得られる。どの位長く使えるかはまだ試していないが、照度を変えられるので、案外蓄電池も長持ちするかもしれない。あくまで寄付協力で手に入れた玩具的な感覚でいたのだが、点灯試験をしてみて、夜に停電しても照明があれば心強いし、携帯電話の充電ができるのも有り難いと思うようになった。このような小さな光でも心強い支えになるなと実感している。